住宅ローンと火災保険!選ぶ時の3つの注意点!

住宅ローンを組む際に必ず加入が必要になるのが購入する住宅にかける火災保険です。家を購入する場合、だいたいの人が20年から35年の長い期間でローンを組みますが、その間にもし火事になってしまったり、災害が起きた場合に、家はないのに住宅ローンだけが残るということにならない様に火災保険に加入するのです。一生に一度の大きな買い物ですので住宅ローンと火災保険を選ぶ時の注意点を3つ紹介いたしますね。

まず1つめに住宅ローンの金額と火災保険の補償金額についてです。頭金を入れているのに住宅ローンを組む金額と火災保険の補償金額を同じにするという設定ですと実際火災が起きて家を失った場合、住宅全体にかかった金額を全額補償してもらえないと頭金で入れた金額が補償されず次の家を建てるときに困ってしまいます。頭金で入れた金額も補償されるように設定してください。火災保険の保険料を住宅ローンに組み込んで支払っていくということもできますよ。

2つめは家財保険にも加入してください。火災がおきた際に住宅のローン分は、火災保険で賄うことができますが、家の中の家財には家財保険に加入していないと補償されません。高級な家具をもっていないからいいやと加入していない場合もあるかと思いますが、また1から購入するとなるとある程度の資金が必要です。また火災保険は、質権設定というものがついており金融機関等に保険金が支払われローンと相殺するというものがほとんどで、ローンはなくなっても自分にお金が入ってこない場合があります。万が一のことを考え困ったときに資金が調達できるように家財保険の加入をお勧めします。

3つめは、その他の保険の補償内容をしっかりとみてください。火災保険にはいろいろ他の補償もついているものがあります。家に強盗が入ってものが盗まれる、窓ガラスが割られる。家に車がつっこみ破壊される。雷が落ちて家が燃えてはいないが破損した。洗濯機や水道管が壊れて水漏れで床が腐ってしまったなど、色々と起こる可能性のある事故はたくさんあります。一つ一つ別々の保険に加入しているとお金がたくさんかかってしまいますので、住宅ローンを組んで火災保険にはいるときに一度に加入できるものが手間もコストもかかりません。

住宅ローンを組む時に火災保険は必ず加入が必要になりますので、お家を選ぶのと同じくらい万が一の時に備え注意して選んでくださいね。

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